Netflixが今年初めて披露するオリジナル映画『パヴァーヌ』が、ついに全世界の観客と出会う準備を整えた。『パヴァーヌ』が披露するメロ感性に注目が集まる。

『パヴァーヌ』は、心の扉を閉ざして生きていた3人が互いに光となり、人生と愛に向き合う物語を描いている。『サムジンカンパニー1995』や『脱走』などを手掛けたイ・ジョンピル監督の作品で、俳優コ・アソン、ピョン・ヨハン、ムン・サンミンなどが出演する。
『パヴァーヌ』は、パク・ミンギュ作家の小説『亡き王女のためのパヴァーヌ』を原作として映画的に再解釈した。元々劇場公開される予定だったが、Netflix行きを選びOTT視聴者と出会う。
コ・アソンは、ぼさぼさの髪に化粧をしていない顔で重い荷物を運ぶ「ミジョン」役を務めた。人々の不快な視線を避け、百貨店の地下倉庫で黙々と働く人物だ。暗い雰囲気のため、従業員の間で「恐竜」と呼ばれ、からかわれるが、自分を偏見なく見て近づいてくる「ギョンロク(ムン・サンミン)」と出会うことで徐々に変化していく様子が描かれる。

ピョン・ヨハンは、自由な魂の持ち主「ヨハン」として登場する。百貨店の駐車案スタッフとして働く彼は、黄色に脱色した髪を持ち、ロック音楽を好む趣味を持っている。さらに、何事にも無頓着な態度のため、百貨店社長の息子という噂がついて回る。初めて出会ったギョンロクにも気軽に近づき、友達を自称するおおらかな人物だが、一人で居酒屋で孤独を楽しむ姿は、彼が隠しているもう一つの顔に好奇心を呼び起こす。
ムン・サンミンは「ギョンロク」役を務め、映画デビューを果たす。ギョンロクはダンサーの夢を諦め、百貨店の駐車案内バイトをしている人物だ。倉庫で一人で働くミジョンを見つけ、興味を持つようになる。何事にも無関心な態度を貫いていた彼は、ミジョンに出会った後から少しずつ表情が変わっていく。言葉は増えないが、顔には以前とは違う笑顔が浮かび始める。
それぞれの物語を抱えるミジョン、ヨハン、ギョンロクの3人が果たしてどのような関係性を持ち、変化し成長していくのかが注目ポイントだ。

12日午前、ソウル江南区(カンナム区)のMEGABOXコエックスで行われた『パヴァーヌ』制作報告会では、制作陣と俳優たちの熱意がそのまま伝わってきた。イ・ジョンピル監督は、長い間メロ映画の演出を夢見ていたと語り、「愛を経験した人はもちろん、まだ愛に慣れていない人たちにも届く作品を作りたかった」と述べた。
コ・アソンは、書く字や箸の使い方などミジョンの些細な習慣まで想像し、悩みながらキャラクターを表現したと明かした。
ピョン・ヨハンとムン・サンミンの衝撃的なキスシーンも話題に上った。ムン・サンミンは当時を振り返り、「(ピョン・ヨハンが)『サンミン、1回強くやるよ』と言ってくれた。それで『わかった』と言って、本当に爽快にやり遂げた。一発で終わった」と話し、笑いを誘った。
物語の行方に興味を引く『パヴァーヌ』に対する予備視聴者の期待感も高まっている。ネットユーザーたちはオンラインなどで「ついに『パヴァーヌ』が出る」、「『パヴァーヌ』を見る前に『パヴァーヌ』を読まなければ」、「これ本当に期待作。もう良かったらどうしよう」、「好きな俳優3人が全員出るなんて、これが何の幸運なのか」といったコメントを残し、反応を示した。
『パヴァーヌ』は20日(今日)Netflixを通じて視聴できる。
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