放送前から大きな注目を集めていた韓国ドラマが、初回放送で視聴率2%台という厳しいスタートを切った。ファン・イニョプとイ・ヘリが主演を務める新ドラマ『君へと続く僕のドリーム!』だ。

初回視聴率は2.7%…今年のENA月火ドラマで最低
視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、13日に放送されたENAの新月火ドラマ『君へと続く僕のドリーム!』第1話の韓国全国平均世帯視聴率(有料世帯)は2.7%だったという。
前作『孤島のエリートドクター』最終回の視聴率5.9%から3ポイント以上下落し、今年放送されたENAの月火ドラマでは最低の初回視聴率となった。
ENAは直近でドラマ『かかし』が最高視聴率8.1%を記録し、開局以来2番目の高視聴率を達成するなど好調が続いていただけに、今回の結果は物足りないスタートとなった。
これまでENAは『酔いしれるロマンス』、『隠し味にはロマンス』、『アイドルアイ』など、ラブコメ作品では苦戦が続いていたが、前作『孤島のエリートドクター』は初回4%台から最終回5.9%まで数字を伸ばした。『君へと続く僕のドリーム!』もその流れを引き継ぐことが期待されていたが、やや残念なスタートを見せた。

15年ぶりに再会した初恋を描くラブコメ
『君へと続く僕のドリーム!』は15年ぶりに再会した男女の初恋を描くラブコメディドラマだ。
ファン・イニョプは長編デビュー作で海外映画祭を席巻した天才映画監督ウ・スビン役を、イ・ヘリは夢を諦めて生活のためにリポーターとして働くチュ・イジェ役を演じる。
19歳の頃、ともに映画監督を目指していた2人が15年の時を経て再会し、未完成の映画と果たせなかった初恋に再び向き合っていく物語だ。
演出は『悪霊狩猟団:カウンターズ』シーズン1・2や『トリガー ニュースの裏側』を手掛けたユ・ソンドン監督、脚本は『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』、『ミスター・サンシャイン』のチョン・ウンビ作家が担当し、実績ある制作陣による初のラブコメ作品として、放送前から期待を集めていた。

豪華キャストにも高い期待
キャスト陣も話題を集めた。『恋のスケッチ~応答せよ1988~』で最高視聴率19.6%を記録したイ・ヘリをはじめ、ファン・イニョプ、イ・サンヨプ、イ・ヨルム、ペク・ソンチョルらが出演し「安心して見られる俳優陣」として期待が高まっていた。
予告映像で公開された再会シーンやキスシーンも大きな話題となり、放送前から注目度は高かった。
制作発表会では、ユ・ソンドン監督が「高校時代に脚本を書きながら恋に落ちそうだった2人が15年後に再会し、夢と愛をもう一度描いていく物語」と紹介し「30代を過ぎてときめきを忘れていた自分も、脚本を読んで久しぶりに胸が高鳴った作品だった」と語った。
また、ファン・イニョプとイ・ヘリは「視聴率7%を超えたら映画館でポップコーン販売のアルバイトをする」と公約を掲げ、作品への自信をのぞかせていた。
15年ぶりの再会を描く物語も、初回視聴率は伸び悩む
13日に放送された第1話では、ウ・スビンとチュ・イジェの過去が丁寧に描かれた。
祖父や父の跡を継いで医師になる運命だったウ・スビンに、映画監督という夢を与えたのが初恋相手のチュ・イジェだった。
15年後、華やかな成功を収めたウ・スビンとは対照的に、チュ・イジェは母親の店の保証金を工面するために苦しい生活を送っていた。
ウ・スビンは15年前に書きかけた脚本『京城恋歌』を一緒に完成させようと持ち掛けるが、チュ・イジェは怒りをあらわにして拒絶した。2人の間に残るわだかまりを印象付ける展開となった。
実績ある制作陣、しっかりしたストーリー、豪華キャストという三拍子がそろった作品と評価されながらも初回視聴率は2%台にとどまった。今後、視聴率を巻き返せるか注目される。
『君へと続く僕のドリーム!』は毎週月・火曜日午後10時からENAで放送され、KTGenieTVとTVINGでも配信される。
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