話題作を抑え、人気ランキング首位に躍り出た作品がある。

OTT統合プラットフォーム「Kinolights」が8日に発表した7月第2週目ランキングで、映画『F1/エフワン』が『イカゲーム』シーズン3やR18+ドラマを抑えて1位を獲得した。
映画『F1/エフワン』は、製作費約436億円の超大型企画。公開直後から北米と韓国での興行を席巻し、CGV、ロッテシネマ、メガボックスでも観客満足度トップを記録、口コミも急拡大している。
作品は、引退目前のベテランレーサー、ソニー・ヘイブが最下位チームに加わり、天才ルーキーと人生最大のレースに挑むストーリーだ。スポーツ以上の人間ドラマを織り込んだ演出が高く評価され、2週目も熱い反応が寄せられている。

2位は2015年公開の『ジュラシック・ワールド』。遺伝子操作で生まれた恐竜テーマパークを舞台に、制御不能となったハイブリッド恐竜の脅威を描く。スピルバーグ総指揮の本作は公開当時554万観客を動員し、今回も存在感を示した。
3位は続編『ジュラシック・ワールド/復活の大地』。孤島の秘密研究所で恐竜と対峙するゾラとヘンリー博士を描き、公開5日後に100万観客を突破した。
tvNドラマ『巫女と彦星』は4位。死を目前にした少年と巫女の初恋を描き、チョ・イヒョンとチュ・ヨンウの共演が話題を呼んでいる。視聴者からは「第二の『ソンジェ背負って走れ』」との声も上がっている。
5位はリアルホラー『ノイズ』。マンションで妹が失踪する事件を巡り、リアルな演出とストーリー展開で高い予約率を記録。口コミを追い風にロングランが期待される。

その他、Netflixオリジナル『イカゲーム』シーズン3は6位を維持した。今後の展開次第で順位が動く可能性がある。続く7~10位はDisney+ドラマ『カジノ』シーズン1、JTBCドラマ『グッドボーイ』、映画『ヒックとドラゴン』、 tvNドラマ『未知のソウル』となった。
KinolightsはNetflix、Disney+、クーパンプレイなど韓国の主要OTTプラットフォームの人気動向を追えるランキングも提供。約10万件のデータを基にグローバルトレンドを示している。夏本番の劇場とOTTで、来週はどの作品が波乱を起こすか注目される。
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