23日に初放送されるtvNの新週末ドラマ『暴君のシェフ』が、韓国のコンテンツ調査機関による8月第2週のTV・OTT統合ドラマ話題性調査で、放送前にもかかわらず7位にランクインし、高い関心を集めている。

制作サイドは19日、ハイライト映像を公開した。フランス料理のシェフだったヨン・ジヨン(イム・ユナ)が、暴君イ・ホン(イ・チェミン)の水剌間(スラッカン、朝鮮時代の王宮の台所)に飛ばされ、大令熟手(テリョンスクス、朝鮮時代に王の食膳を担当した宮中料理人)として波乱の宮廷生活を送る姿を予告している。
映像では、パリのレストランで活躍していたジヨンがある出来事をきっかけに朝鮮時代へタイムスリップし、「口に合わなければ極刑に処す」という王イ・ホンの命を受け、水剌間の責任者に任じられる様子が描かれる。
ミシュラン三つ星シェフを夢見ていたジヨンは、繊細な味の違いを見抜く美食家イ・ホンを満足させるため、磨き抜いた腕を駆使して挑む。「パスタ」やフランス料理の「オートキュイジーヌ」といった異国風の料理が次々と登場し、王から宗親のチェサン大君(チェ・グィファ)まで舌を巻く。
やがてジヨンが独自の才能で王の寵愛を得ると、宮廷はざわめき始める。側室カン・モクジュ(カン・ハンナ)は「素性の知れぬ女」と敵意をあらわにし、料理に何かを混ぜるよう命じて罠を仕掛ける。さらにチェサン大君が「狙いは大令熟手だ」と冷ややかな視線を送り、インジュ大妃(ソ・イスク)も恐ろしい代償を予告。不安が募る中、果たしてジヨンは数々の脅威を乗り越えられるのか注目される。

また映像では、ジヨンを見つめる王イ・ホンの表情に変化が表れ、「お前を死なせはしない」と守ろうとする姿が描かれ、次第に心を通わせていく2人の関係が垣間見える。互いに深い眼差しを交わす場面は、禁断のロマンスの予感を漂わせる。
『暴君のシェフ』は放送前からネットユーザーの関心を集め、「イム・ユナとイ・チェミンの相性に期待」「大ヒットの予感」「ロマンスもコメディもスリルもあって面白そう」「映像から目が離せない」「早く見たい」といったコメントが寄せられている。
料理と心を分かち合い、多彩な魅力を届ける『暴君のシェフ』は、ときめくロマンスとスリリングな展開で視聴者を魅了することになりそうだ。
tvN新週末ドラマ『暴君のシェフ』は、23日午後9時10分に初放送される。
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