モデルのシン・ヒョンジが最近YouTubeチャンネルで自身のボディケア・ルーティンを公開し、季節の変わり目における保湿の重要性を自ら語った。
9日に公開された映像「チン・ソヨンのNO」では、チン・ソヨン、バン・ミナ、キム・ジユと共にシン・ヒョンジが出演し、普段使っているボディケア製品や管理法を紹介した。映像の中でバン・ミナは「季節の変わり目は肌が乾燥しやすい。秋が来るのはあまりうれしくない」と語り、シン・ヒョンジは「季節が変わる時、最も早く反応するのは肌だ」と述べ、保湿の重要性を強調した。
シン・ヒョンジは自身のケア方法について「モデルはボディローションを1日1回だけではなく、何度も重ねて塗る。そのため老廃物を取り除くために必ずボディスクラブをしている」と明かした。一方、バン・ミナはスクラブは刺激的に感じるためボディウォッシュだけで管理していると説明し、キム・ジユは「角質が全くないように見えるが、どう管理しているのか」と尋ねた。チン・ソヨンは「職業柄専門家の助けを受けているが、視聴者の皆さんには『チーム・チン・ソヨン』が責任を持ってケアして差し上げる」と語った。

季節の変わり目、なぜ保湿が重要か
暑い夏が過ぎ、涼しい風が吹く秋は快適だが、肌にとっては油断できない季節である。夏の間は汗や皮脂でテカリを気にしていた肌も、秋になると乾燥した空気にさらされ急速に水分を失いやすい。気温の低下と湿度の低さにより水分と油分のバランスが崩れ、角質がめくれたり、バリア機能が弱まってかゆみや赤み、場合によってはトラブルが発生する。特に昼夜の寒暖差が大きい時期は敏感になりやすく、保湿管理の重要性が増す。専門家はこの時期に正しい保湿習慣を持つことが冬の肌状態を左右すると強調している。
ボディ肌も顔と同じくらいケアを
多くの人が顔のケアには力を入れるが、体の肌はおろそかにしがちである。しかし季節の変わり目に最も乾燥を感じやすいのは全身の肌だ。特にひじ、ひざ、すねなど摩擦が多い部分は荒れやすく、白く角質が浮き出やすい。モデルや芸能人のように外見を重視する職業ほどボディの保湿ケアに徹底している。業界ではローションを1日1~2回塗るだけでは不十分とされ、必要に応じてこまめに水分補給する習慣が重要だとされる。こうした生活習慣は一般人にも適用できる実用的な管理法である。

角質除去と保湿、バランスの取れたケアを
保湿を維持するには、ローションを重ね塗りするだけでは足りない。古い角質が肌表面を覆っていると保湿剤が浸透しにくいからだ。したがって週1~2回程度はボディスクラブや角質除去剤を用いるのが望ましい。ただし敏感肌の場合は刺激の強い製品を避け、優しくマッサージするようにケアする必要がある。角質除去後は必ず保湿剤を塗り、肌バリアの回復を助けることが重要である。皮膚科専門医は「保湿剤は入浴直後、水分が少し残っている状態で塗るのが最も効果的だ」と助言している。
生活習慣と食習慣も影響
外部ケアと同じくらい内部ケアも重要である。水分摂取が不足すると肌の乾燥はすぐに現れる。成人は1.5~2リットルの水分摂取が推奨されており、水だけでなく野菜や果物など水分の多い食材も有効だ。さらにビタミンCやオメガ3脂肪酸など肌バリア強化に役立つ栄養素を継続的に摂ることが望ましい。逆にカフェイン飲料やアルコールは体内の水分を排出し、乾燥を悪化させるため注意が必要である。十分な睡眠も肌の再生と保湿維持に重要な役割を果たす。

専門家と行うオーダーメイド管理
最近では皮膚科やエステで季節の変わり目の肌管理プログラムが提供されている。高保湿アンプルや肌バリア強化治療は乾燥によるかゆみや敏感肌の改善に効果的だ。ただし専門家は「すべての人に同じ方法が適用できるわけではない」とし、肌タイプに合った管理法を選ぶ重要性を強調する。乾燥肌はオイル成分を含む製品を、脂性肌はさっぱりとした水分中心の製品を使うなど選択を変える必要がある。
秋の肌を守る小さな習慣
秋の保湿は大げさなケアよりも日常の小さな習慣から始まる。シャワー時には熱湯ではなくぬるま湯を使い、石鹸やボディウォッシュは低刺激の製品を選ぶのがよい。また保湿剤を塗る際は手や足、かかとまで丁寧にケアすることが求められる。外出時にも携帯用の保湿剤を準備し、乾燥を感じた時に塗り直すと肌が楽になる。結局、季節の変わり目の保湿は継続的な習慣と正しい生活スタイルから生まれる。
秋は肌が最も早く季節の変化を感じる時期である。何もせず放っておけば冬には深刻な乾燥やトラブルにつながりかねない。保湿は美容の問題ではなく健康管理の一環である。今から小さな習慣を実践すれば、訪れる冬にも健やかで潤った肌を保つことができる。
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