ジョー・ライト監督の代表作であり、古典ロマンスの真髄と評価される映画『プライドと偏見』が、2006年の公開から約20年の時を経て再び劇場に戻ってくる。

11日、韓国の劇場で再上映が決定した今回の上映は、時代を超える物語と独特の映像美を大きなスクリーンで再び体験できる機会を提供し、原作小説の深みをスクリーンに見事に移した名作の価値を改めて確認させる見通しだ。
ジェーン・オースティンの同名小説を原作に制作された本作は、2006年の初公開当時、批評家と観客の双方から高い支持を受け、ロマンス映画の新たな指標を打ち立てた。その完成度を証明するように、2006年の第59回英国アカデミー賞(BAFTA)でジョー・ライト監督はカール・フォアマン賞(英国の監督・脚本家・製作者の優れた長編デビュー作に授与される賞)を受賞し華々しく登場した。新人監督の感覚的な演出力は、18世紀英国上流社会の階級意識と個人の自尊心が衝突する過程を繊細に捉えたと評価された。
作品は、美しく聡明な女性エリザベス・ベネットと無口な貴族フィッツウィリアム・ダーシーのすれ違う感情を軸に展開される。良い結婚相手に五人の娘を嫁がせることを人生の使命と考える母と、子どもたちを深く愛する父のもとで育ったエリザベスは、愛のない結婚を拒む強い自尊心の持ち主だ。静かな田舎町に裕福な紳士ビングリーとその友人ダーシーが滞在することになり、平穏だったベネット家に変化が訪れる。舞踏会で出会ったエリザベスとダーシーは互いに惹かれながらも、誤解と偏見にとらわれたまま心を打ち明けられず、愛の駆け引きを続けていく。
真実の愛こそが結婚の唯一の条件だと信じるエリザベスが、自身の偏見を乗り越えダーシーの本当の姿を見つけていく過程が、128分の上映時間の中で密度高く描かれている。

キャスティングは本作の生命力を完成させる重要な要素だ。エリザベス役のキーラ・ナイトレイは、知的で堂々とした現代的女性像を古典的な枠組みの中に見事に溶け込ませた。マシュー・マクファディンは、冷たく見えながらも内面に情熱を秘めたダーシーを演じ、観客に強いときめきを与えた。ブレンダ・ブレシン(ミセス・ベネット)、ドナルド・サザーランド(ミスター・ベネット)、ロザムンド・パイク(ジェーン・ベネット)などベテラン俳優と新鋭俳優の調和したアンサンブルは、ベネット家五姉妹の騒がしくも温かな日常を生き生きと表現した。後に大スターへ成長するキャリー・マリガン(キティ・ベネット)の初々しいデビュー当時の姿を確認できる点も、再上映鑑賞のもう一つの魅力だ。
観客の反応は数値でも証明されている。ネットユーザー評価8.97を記録している本作は、男性よりも女性観客から圧倒的な支持を受けている。観客からは「映像、俳優、音楽、ストーリーが完璧に調和した美しい映画」「男性主人公の愛し方が心に響く」「雰囲気に酔い何度も見返してしまう」といった評価が相次いでいる。
UIPコリアが配給する今回の再上映は12歳以上観覧可で、幅広い年齢層の観客を迎える予定だ。2006年当時の感動を覚えている世代には懐かしさを、古典の価値を新たに発見したい若い世代には映画的美学を体験する機会となる見込みだ。自尊心の強い女性と無口な紳士が互いの真心を確かめていく時代のロマンスは、デジタルリマスターを経てより鮮明な感動とともに観客のもとへ戻ってくる。
コメント0