映画『ワイルド・シング』が、韓国で累計観客数100万人を突破した。

20日、映画館入場券統合電算網によると、ソン・ジェゴン監督のコメディ映画『ワイルド・シング』は同日午前8時時点で累計観客数101万3,519人を記録し、100万人の大台を超えた。
ハリウッド大作が並ぶ中でも、韓国映画『群体』とともに上位を維持し、劇場街で存在感を見せている。
劇中歌とSNSチャレンジも話題に
映画の人気は、劇場の外にも広がっている。配給会社ロッテエンターテインメントのYouTubeチャンネルでは、劇中グループ「トライアングル」の「Love is」のミュージックビデオが19日までに414万回再生を突破した。チェ・ソンゴンの「君が好き(韓国語原題訳)」のミュージックビデオも258万回再生を記録している。
2曲は音楽配信サイトMelonの「HOT100」でも上位に入った。
中でも「君が好き」チャレンジは、SNSを中心に大きな広がりを見せている。リュ・スンリョン、イ・ソンミン、キム・ソンホ、パク・ボゴムをはじめ、TWICEのナヨン、aespaのウィンター、IVEのチャン・ウォニョン、BOYNEXTDOORのテサンなど、多くのスターが参加した。
さらに、お笑い芸人のヤン・セチャン、ホ・ギョンファン、チェ・ガンロクシェフ、野球選手のクァク・ビンも加わり、映画への関心をさらに押し上げている。
観客からは「涙が出るほど笑った」の声

観客の反応も好調だ。CGVのゴールデンエッグ指数は93%を維持しており、笑いの中に温かい余韻が残るという口コミが広がっている。
NAVERの観客レビューにも好意的な反応が続出
「歌が良くて見に行ったのに、オ・ジョンセにすっかり引き込まれた」、「久しぶりに涙が出るほど笑った」、「ありきたりなコメディだと思っていたのに、笑いすぎて息ができないほどだった」といった声が寄せられた。
また、「劇場にいる人たちと一緒に笑ったのが久しぶりだった」、「今年見た映画の中で一番面白かった」と、映画館で見る楽しさを評価するコメントも目立った。
こうした人気はテレビ番組にも波及している。20日放送予定のMBCのバラエティ番組『撮るなら何する?』には、劇中キャラクターのチェ・ソンゴンを思わせる参加者が登場する予定だ。
白いブラウスに黒いパンツ、片目を隠すボブヘア、手にはバラの花という独特の姿に、ユ・ジェソクが「チェ・ソンゴンさん?」と問いかける予告映像が公開され、視聴者の期待を集めている。
『ワイルド・シング』はどんな映画なのか


6月3日に韓国で公開された『ワイルド・シング』は、『甘く、殺伐とした恋人』、『2階の悪党』などで知られるソン・ジェゴン監督の新作だ。
カン・ドンウォンは、3人組混成ダンスグループ「トライアングル」のリーダーでダンス担当のヒョヌを演じる。オム・テグは末っ子でラッパーのサング、パク・ジヒョンはグループのセンター、ドミ役を務める。オ・ジョンセは、自らを“耳を癒やす恋人”と呼ぶバラード歌手チェ・ソンゴン役で登場し、作品に強い個性を添えている。
物語の中心となるのは、かつて音楽シーンをにぎわせたものの、思わぬ事件をきっかけに解散し、表舞台から姿を消した「トライアングル」だ。
20年後、リーダーのヒョヌのもとに、チーム再起のきっかけとなる公演のオファーが届く。ヒョヌは人生最後のチャンスをつかもうと、散り散りになったメンバーを探し始める。
映画は、再結成ステージを目指すメンバーたちがイベント会場へ向かう道中で巻き起こす騒動を、ロードムービー形式で描く。2000年代を思わせる音楽やファッション、振り付けも盛り込まれており、当時を知る世代には懐かしさを、若い世代には新鮮な楽しさを届ける作品になっている。
笑いと人間味のあるキャラクターで観客を引きつけている『ワイルド・シング』は、韓国の劇場で公開中だ。制作はアバウトフィルム、配給はロッテエンターテインメントが担当している。上映時間は107分で、韓国では12歳以上が対象となっている。
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