制作費1,000億ウォン(約102億9,166万5,809円)が投資されたNetflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』シーズン3のティーザー予告編が公開された。この予告編は公開から15時間で再生回数100万を超え、大きな期待を集めている。

今回のシーズンは再びゲームに参加したソン・ギフン(イ・ジョンジェ扮)が親友を失い、怒りに駆られる物語と、ゲーム内で正体を隠したフロントマン(イ・ビョンホン扮)、そして最後まで生き残った参加者たちの運命が描かれる。
『イカゲーム』シーズン3の制作費はシーズン2までを含めて総額1,000億ウォンであると伝えられている。Disney+のオリジナルシリーズ『ムービング』が650億ウォン(約66億8,889万4,377円)、Netflixの『おつかれさま』が600億ウォン(約61億7,347万4,637円)程度であることを考えると、今回のシーズンは圧倒的な大作だ。特に1,000億ウォンという制作費は出演者のギャラを除いた金額で、韓国ドラマ史上最大規模の制作費と推測される。
今月6日に公開されたティーザーポスターには、ピンク色のリボンが結ばれた棺の間でどこかを見つめるギフンが立っている。厳しい表情のソン・ギフンの顔には、パク・チョンべ(イ・ソファン扮)と仲間を失った怒りが読み取れる。「456億ウォン(約46億9,647万9,700円)を賭けた最後のゲーム」という文言、並んでいる棺は残った参加者たちの運命と優勝者への疑問を呼び起こす。
ティーザー予告編は、ピンクガードが棺を担いで宿舎に入るシーンから始まる。棺の中の人物が誰なのかという疑問が続く中、目を開けるソン・ギフンの姿が登場し、本格的な展開が始まる。参加者たちが二色のボールを引き、迷路のような空間で互いに向かい合うシーンはシーズン3に登場するゲームを暗示している。VIPたちが晩餐を準備するシーンは、ゲームが最終段階に入ったことを示す。
ファン・ジュノ(ウィ・ハジュン扮)はゲーム会場を追跡し、カン・ノウル(パク・ギュヨン扮)は一人でゲーム会場を見回る。キム・ジュニ(チョ・ユリ扮)の前で聞こえる赤ちゃんの泣き声は、彼女に迫る運命を暗示し、衝撃を与える。ピンクガードに捕まって泣き叫ぶソン・ギフンの姿は切迫した心情を示し、フロントマンの余裕のある表情は、過去の参加者から現在の総括者に変わった彼の変化を明らかにしている。
ゲームで生き残ったイ・ミョンギ(イム・シワン扮)、カン・テホ(カン・ハヌル扮)、チョ・ヒョンジュ(パク・ソンフン扮)、パク・ヨンシク(ヤン・ドングン扮)、チャン・クムジャ(カン・エシム扮)、キム・ジュニ、ソンニョ(チェ・グッキ扮)、パク・ミンス(イ・ダウィ扮)、ナムギュ(ノ・ジェウォン扮)は、ますます厳しくなる状況の中で極限の感情に直面することになる。彼らがどのように生き残るのか、大きな注目を集めている。

酸素ボンベを背負い、海岸で息を整えるジュノのスチル写真は、彼がゲームが行われる島に近づいていることを示唆している。仮面を脱いで対立するノウルの姿は、今後どのような選択をするのかという疑問を呼び起こす。鍵穴とナイフの形が刻まれた扉の前に集まる参加者たちの姿も注目を集めている。
ティーザー予告編を見たネットユーザーは「ティーザーが本当に上手く作られている」、「ディテールな部分まで素晴らしい」、「胸が熱くなる。もうシーズン3が公開間近なんて」、「最後の泣き声まで完璧だ」「すごい…どうやって6月まで待てばいいの」、「セリフなしで圧倒する予告編」、「お金がたくさん積まれているのを見ると…結局また無残に犠牲になったんだな…」、「チョルスが出てくるシーンが一番気になる」などのコメントを残した。
『イカゲーム』は456億ウォンの賞金をかけ、参加者たちが命を懸けて極限のサバイバルに挑む物語だ。シーズン1は2021年に公開され、世界的な人気を博し、Netflix史上最高のヒット作となった。俳優イ・ジョンジェはアメリカのプライムタイム・エミー賞で主演男優賞を含む計6冠を達成した。シーズン2は昨年12月26日に公開され、好き嫌いが分かれた中でも世界1位を獲得した。
なお、『イカゲーム』シーズン3の公開日は6月27日となっている。

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