歌手ウェンディが来る9月にソロでカムバックする。昨年3月に2枚目のミニアルバム『Wish You Hell』をリリースして以来、約1年6か月ぶりとなる。

所属事務所アセンドは24日、「ウェンディが9月中のソロカムバックを目標にアルバムを準備している。久々に発表するソロの新譜であるだけに、多くの関心と期待をお願いしたい」と公式コメントを発表した。今回のカムバックは、ウェンディがアセンドと専属契約を締結した後、初めて世に出す新作という点でいっそう大きな意味を持つ。
ウェンディは2021年、1stミニアルバム『Like Water』でソロ活動を始動。2023年の2ndミニアルバム『Wish You Hell』では、世界21か国のiTunesトップアルバムチャートで1位、中国QQミュージックのデジタルアルバム販売チャートでも1位を獲得し、ソロアーティストとしての存在感を確固たるものにした。
2014年にレッドベルベットのメンバーとしてデビューしたウェンディは、「Ice Cream Cake」「Red Flavor」「Psycho」など数々のヒット曲で大衆の愛を受けてきた。グループ活動に加え、「Goodbye」「Because I Love You」「私の一日はすべて君でいっぱい」など多数のOSTに参加し、特有の澄んだ繊細な声色でボーカリストとしての実力を認められている。
ウェンディは今年4月にSMエンタテインメントとの専属契約を終了し、新興芸能事務所アセンドに合流。同事務所にはfromis_9のソン・ハヨン、パク・ジウォン、イ・チェヨン、イ・ナギョン、ペク・ジホンらが所属している。レッドベルベットとしての活動は従来どおりSMエンタテインメントを通じて継続し、ソロ活動のみアセンドがマネジメントを担当する体制だ。
放送・バラエティ分野でも活躍中だ。KBS2『バンパンミュージック〜どこへでも行きます〜』では安定したライブパフォーマンスで好評を博し、SBSパワーFM『ウェンディのヤングストリート』やYouTubeコンテンツ『今日はウェンディ』では自然体のMCぶりを披露。さらに、Mnet『Build Up: Vocal Boy Group Survival』、KBS2『ザ・タンタラ』など音楽番組の審査員としても出演し、専門性と影響力を示している。
歌手・タレント・審査員と多方面で活躍してきたウェンディが、デビュー10周年を迎えて届ける今回のソロアルバムで、どのような新たな姿を見せるのか期待が高まっている。
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