歴代ワールドワイド興行収入1位を誇り、世界中が熱狂するマスターピース『アバター』シリーズの新章『アバター:火と灰』が12月に公開を控えるなか、29日に予告編が初公開された。圧倒的な映像美と、新たな「パンドラ」の世界観を垣間見ることができる予告映像は、グローバルな観客の視線を一気に集めている。

『アバター:火と灰』の予告編は、圧倒的なスケールとビジュアル、そしてパンドラの新たな世界で強烈なオーラを放つ「灰の部族」まで、全体的に次元が一段とアップグレードされた変化を提示する。
まず予告編では、ジェイク・サリー(サム・ワーシントン)とネイティリ(ゾーイ・サルダナ)が長男ネテイアムの死後、悲しみに沈んでいる姿が描かれる。サリーは苦しむネイティリに向かって「こんな憎しみに生きてはいけない!」と叫び、このシーンは家族を失った後、サリー一家に大きな変化が訪れたことを感じさせる。そして再び一家を脅かす不穏な影が、緊張感を一気に高める。
ついに姿を現した灰の部族とそのリーダー、ヴァラング(ウーナ・チャプリン)は近寄りがたいほど強烈な存在感で視線を奪う。鋭い眼差しでサリー一家に「おまえの女神はここでは無力だ」と脅しをかける場面は、今後の対立を予告し興味をそそる。
予告編公開直後から、韓国のネットユーザーの反応は熱狂的だ。「見るたびに驚異的な想像力とCGに感嘆する」「壮大だ、公開日まで待てない」「やっと映画館に行く理由ができた」「本当に全身に震えが走る」「スケールがヤバい」「予告を見て鳥肌が立ったのは久しぶり」「シネマ技術の粋を集めた作品」「これは絶対に観るべき」など、期待の声が相次いでいる。


『アバター:火と灰』は、人間とナヴィ族の対立を超え、新たに登場する“灰の部族”との衝突を描きながら、より多彩になった「パンドラ」の各地を映し出す予定だ。森と海を越え、灰に覆われた風景とそこで繰り広げられるダイナミックなアクションが、観客に再び忘れがたいシネマティック体験をもたらすとみられている。
また、サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング、ケイト・ウィンスレットなど既存シリーズで愛されたキャストが再び活躍し、ウーナ・チャプリン、デビッド・シューリスらが新キャラクターとして加わることで、新鮮な存在感を放つと期待されている。
『アバター』は2009年の公開直後に韓国国内だけで1,333万人を動員し、世界興行収入29億2,371万ドル(約4,330億円)を記録して、歴代グローバル興収ランキング1位を16年にわたり守り続けている。2022年の第2作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』も韓国で1,080万人を動員し、世界興収23億2,025万ドル(約3,436億円)で歴代ワールドワイド興収ランキング3位に入った。
世界のファンが待ち望んできたシリーズ第3章『アバター:火と灰』は、12月に公開される。
コメント0