映画『F1/エフワン』の大ヒットブームを牽引した世界的ハリウッド俳優ブラッド・ピットが、母親を亡くしたという訃報に見舞われた。

米国メディアTMZは6日(以下現地時刻)に「ブラッド・ピットの母、ジェーン・エタ・ピットさんが逝去した」と報じた。享年84歳だ。
ジェーン・エタ・ピットさんは5日に亡くなったと伝えられている。ブラッド・ピットの甥シドニー・ピットさんは自身のSNSアカウントを通じて、「愛するおばあちゃんジェーン・エタ・ピット、まだおばあちゃんを見送る準備が整っていない」と述べた上で、「おばあちゃんが遂に再び踊り、歌い、絵を描く自由を得たことに慰めを感じる」と悲しみを表現した。ブラッド・ピットはまだ母の訃報について特別な発言をしていないと伝えられている。
ブラッド・ピットと母の関係は非常に親しかった。故人の生前、ブラッド・ピットは映画『不屈の男 アンブロークン』のレッドカーペットをはじめ公式な場に母を招き、取材陣の前で誇らしげに紹介していた。

彼は最近、映画『F1/エフワン』のプロモーションのため出演した朝の番組でも、自身の母への愛情を示した。カメラを見つめながら「この番組を毎日見ている母に挨拶したい。愛してます、母」と手を振り、母へ想いを伝えた。
ブラッド・ピットは2男1女の長男である。ジェーン・エタ・ピットさんは元高校教師で、トラック会社CEOウィリアム・アルビン・ピットと結婚し、ブラッド・ピットを最初に出産した。
ブラッド・ピットは、弟ダグ、妹ジュリーと共に、ミズーリ州スプリングフィールドで育った。
現在、ブラッド・ピットはキャリアの絶頂期を迎え、最高の瞬間を謳歌しているが、その一方で、母の訃報は多くの人に衝撃と哀惜の念を抱かせている。映画『F1/エフワン』は5億4,616万ドル(約806億1,575万円)の興行収入を記録し、ブラッド・ピットのキャリア史上最大のヒット作となった。これは、従来の映画『ワールド・ウォーZ』の興行収入である5億4,000万ドル(約797億650万円)を上回った記録である。

映画『F1/エフワン』は、スポーツを題材とした映画の中で、映画『カーズ2』に次いで歴代興行収入第2位を記録している。海外メディアによると、本作の続編がほぼ決定しており、俳優トム・クルーズとブラッド・ピットが共演する可能性があると伝えられている。
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