R&Bデュオアズワンのメンバー、イ・ミンさん(本名イ・ミニョン)が突然この世を去ったというニュースが伝えられる中、同僚歌手であるキム・ヒョンソンが故人を追悼するメッセージを投稿し、ファンの胸を再び打った。


キム・ヒョンソンは6日、Instagramにイ・ミンさんの生前の写真を投稿し、故人を悼むメッセージをアップした。彼は「今さら理由なんて何が重要だろう。ミン、君は本当に素晴らしい人だった。一貫して明るく、楽しく、優しい人だった。連絡したかったけど…躊躇しなければよかった…君の笑顔と笑い声がもう恋しい」と記し、深い寂しさと後悔を表現した。
イ・ミンさんは5日夜、自宅で亡くなっているのが発見された。享年46歳という若さで、彼女は命を絶った。所属事務所のブランニューミュージックは6日に公式声明を出し、イ・ミンさんの死去を報告した。正確な死因は警察が確認中と伝えており、所属事務所は無分別な憶測や過激な報道の自制を呼びかけた。
所属事務所は「突然の悲報に深い悲しみを抱え、追悼の意を表すために公式SNSの運営を一時停止したい」とし、また「8月7日に予定していた音楽のリリースを延期することとなった」と発表し、故人への哀悼の意を示した。続けて「言葉では言い尽くせないほどの悲報に深い哀悼の意を表し、故人の冥福を祈る」と記し、空白の時間を伝えた。
イ・ミンさんの死去の知らせがさらに衝撃的だったのは、最近まで活発に音楽活動を続けていたためである。今年5月にはKBS2『THE SEASONS~パク・ボゴムのカンタービレ』に出演し、約6年ぶりに音楽番組の舞台に立った。この場でイ・ミンさんはメンバーのクリスタルと共に「願って恨むよ」、「Day by day」など、アズワンの代表曲を熱唱し、変わらぬ歌唱力を披露した。
また6月には新曲「Happy birthday to you」を発表し、依然として音楽人として現役の感覚を保っていた。そんな中での突然の死去の知らせは、ファンはもちろん、同僚の芸能人にも信じがたい衝撃を与えている。
イ・ミンさんは2013年11月にビジネスマンの男性とハワイで秘密裏に結婚式を挙げ、その後大衆向けの活動はやや減少したものの、時折音楽制作や番組出演を通じて近況を伝えていた。今回の悲報を受けて、メンバーのクリスタルは現在アメリカに滞在中と伝えられており、急いで帰国手続きを進めているという。
イ・ミンさんとクリスタルはAsOneというグループ名で1999年にデビューし、柔らかなR&Bサウンドと独特の感性豊かなボーカルで愛された。「Day by day」、「願って恨むよ」、「Wish you wouldn’t know」、「Do I have to be sorry?」など、数々の曲が多くの人々の感情を揺さぶり、プレイリストにも定番として残っている。特に女性デュオR&Bジャンルの先駆者として後輩歌手たちにも影響を与えてきた。
今回の訃報に追悼のメッセージを残したキム・ヒョンソンは、1997年に1作目「願い」でデビューした韓国の歌手である。第18回江辺(カンピョン)歌謡祭において金賞を受賞し「Heaven」、「理解する」などの名曲を残し、2000年代初頭を代表するバラード歌手として高く評価された。
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