人気歌手で俳優の福山雅治(56)が、 フジテレビを通じて「不適切な会合」に長年参加していたと報じられ、芸能界に大きな波紋が広がっている。

18日発売の『女性セブン』によると、福山は2005年から近年まで、当時のフジテレビの専務だった大多亮氏(66)と毎年1~2回会合を持ち、その席には新人を含む少なくとも19人の女性アナウンサーが同席していたという。
福山は男性誌『SPA!』が発表する「男性が選ぶ好きな男性芸能人ランキング」で毎年1位を獲得するなど、国民的な人気を誇る。歌手としては40回以上のライブツアーを行い、俳優としても是枝裕和監督との共演で知られるなど、日本を代表する存在の一人だ。
2015年には結婚、2016年には長女の誕生を発表し、「理想の父親」としてのイメージも持たれていた。
しかし業界関係者によれば、大多亮氏と福山雅治の親交や女性アナを交えた会合は「公然の秘密」だったとされる。

『女性セブン』が公開した調査報告書には、福山が「女性アナウンサーとの会合をお願いします」「新人アナに会いたいですね」といったメッセージを大多に送っていたことが記録されている。
会合に参加した匿名のアナウンサーは、福山が下品な発言やセクハラまがいの言動を繰り返し、不快だったと証言している。
これに対し、福山の所属事務所アミューズは「会合参加は事実」と認めつつも、「セクハラ発言や横暴な行為はなかった」と否定した。
福山本人も『女性セブン』の書面取材に「表に出るはずのない情報が報じられれば、当事者は何も言えない。どう謝罪すべきか悩んでいたが、今回の取材依頼を受けて発言する」とコメントし、次号で具体的な立場を明らかにするとした。
今回の疑惑は、SMAP出身・中居正広の性的暴行疑惑に関連する捜査の過程で浮上したものとされる。中居はフジテレビ元アナウンサーへの暴行や中絶強要疑惑で大きな波紋を呼んでおり、フジテレビが女性アナを通じて芸能人に「不適切な会合」を繰り返していた実態も明らかになった。
続く「性スキャンダル」に揺れる中、国民的スターである福山雅治まで関与が報じられ、芸能界全体に衝撃が走っている。
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