MBCのバラエティ番組『ラジオスター』で、チムチャクマン(本名イ・ビョンゴン)が、ウェブ漫画作家「イ・マルニョン」として引退を宣言した。

20日に放送されたMBCのバラエティ番組『ラジオスター』では、「アン・チムチャクマン」特集として、イ・セドル、キム・ヒチョル、チムチャクマン、ナポリマフィアが登場し、多彩なトークを繰り広げた。その中で、チムチャクマンはウェブ漫画作家としての引退を断固として示した。
チムチャクマンは「漫画を描くのをやめた理由は、表現の限界に直面したからだ」と述べ、表現には不断の努力が必要であるものの、その時にインターネット放送の魅力を知ったと説明。さらに「インターネット放送を通じた言葉での表現の方が自然に感じられた」とコメントし、引退かどうかを問うMCたちに対しては、「結局インターネット放送を本業にすることになり、漫画を待つファンには『漫画はもう描かない』と伝えた」と語り、ウェブ漫画作家としての引退を公式に宣言した。

自らを「元ウェブ漫画作家、現ユーチューバー」と紹介するチムチャクマンは、ホ・ヨンマン作家が自分に触れたことに対し感謝の意を表した。先月9日に放送された『ラジオスター』で、ホ・ヨンマンは「チムチャクマンのデビュー初期を見たとき、まるでスターが誕生したかのようだった」と語り、現に漫画を描いていないことを残念がるとともに「酒代を持って連絡してほしい」と惜しみつつ愛情を示した。
これに対し、チムチャクマンは自身への言及を光栄に感じ、「自分が引退した理由を正確に理解してくださっていると感じ、驚いた」と述べ、ホ・ヨンマンのビデオレターへ返答した。
ビデオレターでは「こんにちは、先生。期待に応えるべきところを、インターネット放送という世界に没頭し、正統な道を歩めなかったことをお許しください。ご関心をいただき誠に感謝しております。インターネット放送もまた創作の一形態ですので、できる限り創作活動を続けます。なお、私は漫画協会に所属しておりません。ホ・ヨンマン先生に触れていただいただけでも大変光栄です」と述べた。これにより、彼はウェブ漫画作家としての歩みを終え、新たなステージに進むことを改めて示す結果となった。

チムチャクマンは「イ・マルニョン」という筆名で、NAVERのウェブ漫画にて『イ・マルニョン 西遊記』や『イ・マルニョンシリーズ』などを連載し、独自の画風とユーモアで注目を集めた。その後、2018年から本格的にインターネット放送を開始し、機知に富んだトークで人気を博し、現在は登録者数292万のユーチューバーとして活躍中である。なお、放送はYouTubeやNAVERのインターネット放送プラットフォーム「CHZZK」などで視聴可能だ。
この日の『ラジオスター』は、多彩なゲストによる率直なトークが視聴者に大きな笑いと感動を与えた。番組は毎週水曜日の午後10時30分から放送される。
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