最近、俳優ブラッド・ピット主演の映画『F1/エフワン』が興行街道を走っている中、F1初のグランプリが開催された国に関心が集まっている。

『F1/エフワン』は、かつて注目された有望株だったが恐ろしいF1事故で優勝を逃したドライバー、ソニー・ヘイズ(ブラッド・ピット)が、長年の仲間ルーベン・セルバンテス(ハビエル・バルデム)からレーシング復帰を提案されるところから始まる物語を描く。
映画は6月に公開されて以来、今月22日までに累計観客数438万2,292人(映画振興委員会・映画館入場券統合電算網基準)を動員し、大きな注目を集めている。これは主演ブラッド・ピットのフィルモグラフィー史上最高の成績であり、グローバル興行収入は5億9,535万ドル(約879億円)を突破した。
このような人気を受け、F1への関心も高まる中、F1グランプリが初めて開催され「F1の聖地」と呼ばれる国に注目が集まった。

それはまさにイギリスの「シルバーストーン・サーキット」である。
1948年に開場したこの場所は、世界初のF1ワールドチャンピオンシップ競技開催地であり、約15万人の観客を収容できる規模を誇る。第二次世界大戦当時、英国王立空軍(RAF)の飛行場として使用されていた滑走路を基盤に、1940年代後半に改造された。滑走路特有の広く平坦な地形が、現在の高速ストレート区間と開放感のあるレイアウトの特徴となった。
「シルバーストーン・サーキット」を訪れると、近隣の「シルバーストーン・インタラクティブ博物館」、「ブラッドフォード・ハウス」、「オックスフォード」などを巡ることができる。
「シルバーストーン・インタラクティブ博物館」は、英国ノーサンプトンシャー州のシルバーストーン・サーキット内に位置している。70年以上のモータースポーツの歴史を扱い、ファンはもちろん家族連れの来訪者にも興味深い体験を提供する。博物館は10の独特なゾーンと60以上のインタラクティブ展示で構成されている。

伝説的なレーシングカーを間近で観覧でき、F1グランプリ車両に実際に搭乗することも可能だ。特定の日にはサーキット周辺を巡る遺産散策プログラムも提供される。
「コッツウォルズ」はイングランド南西部に位置し、伝統的な石壁が続く典型的な英国田園風景を楽しめる場所だ。中世の雰囲気漂うアンティークショップや可愛らしいカフェが並ぶストウ・オン・ザ・ウォルド、絵のような石造りの建物があるビブリーなどがある。中世から続く伝統建築や村の構造に興味があるなら訪れる価値があるだろう。
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