『おつかれさま』の人気はまだ衰えていない。

Netflixシリーズ『おつかれさま』は、8月24日釜山・映画の殿堂屋外劇場で開催された「グローバルOTTアワード」で3冠を達成した。「グローバルOTTアワード」は、科学技術情報通信部と釜山市が主催し、世界中のテレビおよびOTTコンテンツを対象とする授賞式である。
『おつかれさま』は、コンテンツ分野で最も顕著な成果を挙げた作品に授与されるベストクリエイティブをはじめ、脚本賞(イム・サンチュン)、助演女優賞(ヨム・ヘラン)を受賞し、今年を代表する作品として輝いた。
本作は、済州で生まれた「生意気な反抗児」エスン(IU)と「お人好しの鉄人」クァンシク(パク・ボゴム)の冒険に満ちた人生を四季にわたり描いた物語である。イム・サンチュン作家の緻密な脚本とキム・ウォンソク監督の繊細な演出、俳優たちの熱演が見事なハーモニーを成し、多くの視聴者から高い評価と愛を受けた。

実際に『おつかれさま』は興行面でも目覚ましい成果を収めた。3月の初公開直後にNetflix韓国内1位、グローバルTOP10(非英語部門)4位でスタートし爆発的な反応を得た。その後、グローバルTOP10シリーズ(非英語部門)で首位に立ち、8週間にわたりTOP10を維持して注目を集めた。さらに上半期には約3,500万視聴数(総視聴時間を作品ランニングタイムで割った数値)を記録し、世界中を魅了した。
受賞の栄誉も続いた。「第61回百想芸術大賞」では脚本賞、男女助演賞、作品賞の4部門でトロフィーを獲得。「第4回青龍シリーズアワード」でも人気スター賞、主演女優賞・助演女優賞、大賞の4冠に輝き、作品性を証明した。
『おつかれさま』の人気要因には、普遍的な情緒に訴える三世代にわたる家族愛と成長ストーリーがある。困難な時期を共に乗り越え、互いの支えとなる「エスン一家」の物語は、多くの人々に慰めと共感、そして感動を与えた。また、イム・サンチュン作家特有の味わい深いセリフと、それを見事に消化した俳優たちの卓越した演技力がドラマを「始め良し終わり良し」に導いた。
深い余韻を残した『おつかれさま』の人気は、今なお進行中である。作品を通して届けられた温かな感動は、放送終了から約5か月が経った今もなお多くの人々の記憶に残り、語り継がれている。
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