新たに登場するJTBC土日ドラマ『百回の思い出』が第3弾ティーザーを公開し注目を集めている。

もうすぐ放送されるドラマ『『百回の思い出』は1980年代の100番バスの案内嬢ヨンレとジョンヒの友情、そしてジェピルをめぐるすれ違いの愛を描いたニュートロメロドラマだ。
主人公コ・ヨンレ役は女優キム・ダミが演じる。ヨンレは家族の生計を背負いながらバス案内嬢として働き、現実と夢の狭間で葛藤する長女として描かれる。親友ソ・ジョンヒ役は女優シン・イェウンが務める。ジョンヒは案内嬢として新たに合流し、ヨンレと縁を結びながら現実の壁を越えて堂々と前に進む人物だ。

しかし、二人の間には、ハン・ジェピル役の俳優ホ・ナムジュンが登場する。ジェピルは百貨店社長の息子だが、内面の空虚さと彷徨を抱える青春であり、ヨンレとジョンヒの間で三角関係のときめきと緊張を巻き起こす。

公開された第3弾ティーザーは、バス案内嬢として出会ったジョンヒとヨンレの日常から幕を開ける。二人が寮の屋上でお菓子を分け合ったり、職場で笑い合ったりする姿は、純粋な友情をそのまま切り取っている。休日にはヨンレの家族と食卓を囲み、バスの中で歌を口ずさみながら笑う場面も描かれる。
ジョンヒのナレーション「私が一番よく口にする言葉が何か知ってる? ヨンレと楽しかった、いっぱい笑った、幸せだった」という台詞は、二人の関係が単なる同僚を超えて深い絆を築いてきたことを示している。


だがジェピルの登場で雰囲気は一変する。ヨンレの独白「あなたと一緒にあそこへ行かなければどうなっていただろう」「私たちの物語は少し違っていただろうか」が続き、今後の葛藤を暗示し緊張感を高める。
さらにヨンレとジョンヒが手を取り合ってどこかから駆け出すシーンが映り、ジョンヒが息を切らしながら「ヨンレ…」と呟き、ヨンレは「逃げて、ジョンヒ」と声をかける。

そしてヨンレが「かけがえのない私の友達だ」と切なく呟くナレーションと、ジョンヒと寄り添いながら微笑む場面を最後に映像は終わる。
第3弾ティーザーの中で交差する温かな友情と予期せぬ不安の気配は、今後の展開に対する視聴者の好奇心を大いに掻き立てた。
ティーザーを観たネットユーザーたちは「大ヒットの予感」「予告だけでも面白そう」「ヨンレとジョンヒ楽しみに待ってます」「キム・ダミ、シン・イェウン、あの『イルタ・スキャンダル』作家の新作だから9月13日が待ち遠しい」「一体何が起きるのか…早く知りたい」など多彩なコメントを残した。
本作はJTBCの人気ドラマ『エスクワイア: 弁護士を夢見る弁護士たち』の後続として知られており、単なるメロドラマにとどまらず1980年代の情緒を盛り込んでいる点でも注目を浴びている。
『百回の思い出』は9月13日午後10時40分より初放送される。
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