いつも親しみ深かったアリ一家がHD画質で再び登場した。日本アニメーション『新あたしンち』が15日からNetflixで公開された。

『新あたしンち』は原作漫画『あたしンち』を原作とするテレビアニメ第2期で、2015〜2016年に韓国と日本で放送された。各回は短い単話エピソードで構成されているのが特徴で、第1期『あたしンち』と比べ、絵柄が比較的洗練された点も特長である。今回のNetflixでの公開は、正式放送終了から9年ぶりとなる。
原作漫画『あたしンち』は、温かい家族の物語を描くけらえいこの作品で、読売新聞の代表的な短編漫画である。2012年まで読売新聞で連載された『あたしンち』は、2019年から朝日新聞週間誌AERAに連載先を移し、『あたしンちSUPER』として連載中である。

原作漫画『あたしンち』の原題は「私の家」を意味する『あたしンち』である。韓国向け放送時、日本制作会社の要請により親しみやすいタイトルを望んだ結果、「ママ」という単語と組み合わせて『あたママ』というタイトルが誕生したと言われている。アニメ『あたしンち』は1990〜2000年代生まれのZ世代から大きな支持を受けた。作中の主人公は、エネルギッシュな母ハン・エスク、無口だが愛情深い父オ・ヨンボク、恥ずかしがり屋の高校生オ・アリ、自分だけの世界を持つオ・ドンドンなど、アリ一家の日常に潜むユーモラスな家族物語が描かれている。
韓国国内ではケーブルチャンネルTooniverseやCHAMPなどで放送され、『クレヨンしんちゃん』や『ドラえもん』と並ぶ代表的な日本のファミリーアニメとして人気を博した。特に「こんにちは ありがとう さようなら また会いましょう」という歌詞で始まる最初のオープニング曲「さようなら」や、「いつか寄ってください。我が家に」という歌詞がサビを飾る第2のオープニング曲「我が家の歌」は、Z世代のノスタルジーを刺激する。
Netflixは『新あたしンち』を8月第2週に公開し、アリ一家が繰り広げる日常のドタバタをHDリマスターでより鮮明に届けている。全60話にわたる温かく感動的な家族物語『新あたしンち』は、今すぐ視聴可能だ。
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