高レベルの描写と題材で話題を集めたWavveオリジナルR-19指定韓国ドラマが、今度はTVINGでも視聴できるようになる?!

国内OTTのTVINGは9月3日から、Wavveオリジナルドラマ『Sライン』全話を自社プラットフォームで公開すると2日に発表した。今回の公開は両社の協業拡大の一環であり、6月に導入された結合商品「ダブル利用券」発売以降、利用者基盤を拡大するための後続措置に当たる。
TVINGは内部集計で、ダブル利用券のローンチ時に比べ2か月累計で提携による新規加入者が3倍以上増加したと説明した。この数値は両プラットフォームのクロス露出とコンテンツ・ポートフォリオの結合が実際に加入転換を促したことを示すシグナルと解釈される。公開時点と数値が明示された資料性案内と関連報道が同日に並んだことで、日程と方向性が確定した形だ。
『Sライン』全話公開はダブル利用券戦略と連動している。ダブル利用券は1つの決済でTVINGとWavve双方のコンテンツを同時に利用できるよう設計された結合サブスクリプション商品である。公式ランディングページには料金プラン構成、機能制限、同時視聴可能デバイス数、画質、ダウンロード条件などが列挙されており、提携範囲や例外事項はカスタマーセンターや告知を通じて確認するよう案内されている。

『Sライン』は同名のNAVERウェブトゥーンを原作としたファンタジースリラー。性的関係を持った人々の頭上に赤い線、いわゆる「Sライン」が見えるようになり、絡み合う欲望と隠された真実が露わになる世界を描く。原作のコンセプトは映像化の過程で視覚的・物語的装置へと変換され、ドラマ版ではこの装置を通じて個人の秘密と社会的視線の衝突をサスペンスリズムで構築した。イ・ダヒ、イ・スヒョク、イ・ウンセムが主要キャストを務め、演出と脚本はアン・ジュヨン監督とアン・ジュヨン、ファン・ホギル作家がそれぞれ担当した。
本作は7月にWavve単独で公開されるや否や、過激なシーンをめぐる論争を巻き起こした。初週の反応は賛否両論だったが、視聴指標は上昇カーブを描き、ドラマカテゴリー上位を占めた。プラットフォーム事業者が発表した日別加入牽引指標によると、公開初期の12日間連続で新規有料加入牽引1位を記録し、2週目の特定日にはその年の最高値に達したとの数値も提示された。選定性をめぐる論争が同時多発的にバイラルを形成し、その後のエピソードでミステリー展開と俳優陣の演技が結合されることで滞在時間を増やしたと分析されている。
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