韓国の全国世帯視聴率14.8%を記録し、同じ時間帯で視聴率の首位に輝いた、韓国のテレビ局KBS 2TVの週末ドラマ『華麗なる日々(韓国語原題訳)』の第10話で衝撃的な展開を見せ、視聴者の注目を一層集めた。女優チョン・インソンが演じるキャラクターの実母が女優イ・テランが演じるキャラクターであることが明らかになり、視聴者に大きな衝撃を与えた。

今月8日に韓国でオンエアされた『華麗なる日々』第10話では、協力関係を続けるイ・ジヒョク(チョン・イル扮)とチ・ウノ(チョン・インソン扮)の絆が次第に回復する中、ウノの実母がゴ・ソンヒ(イ・テラン扮)であることが明らかになり、物語の軸が大きく振れた。
ジヒョクは生活費を補うため、建物の解体現場で日雇労働者として働く。その姿を目の当たりにしたウノは戸惑いを隠せなかった。共に仕事を始めた二人は時に衝突しながらも、ジヒョクがラーメンで食事を済ませるシーンに複雑な感情を抱く。結局、ウノはパク・ソンジェ(ユン・ヒョンミン扮)にこの心情を打ち明ける。
ソンヒは、夫パク・ジンソク(パク・ソングン扮)が「ヒョニュ・ファッション」代表と食事をするという情報を受け、娘パク・ヨンラ(パク・ジョンヨン扮)を会社へ送った。ヨンラを財閥家への嫁とする狙いはあったが、何も知らないまま指示に従ったヨンラの様子に、イ・ジワン(ソン・サンヨン扮)は大きな衝撃を受けた。
ヨンラを送ったジワンは偶然、兄のジヒョクと遭遇した。ジヒョクは自身のオフィスを案内しながら、家族には帰ってきた事実を内緒にしてほしいと頼み、ジワンは苦境にある兄に同情し信頼を寄せた。同時、イ・サンチョル(チョン・ホジン扮)は、息子ジヒョクに似た人物を目にし、焦燥感と不安を露呈した。

ウノはマンションの解体現場でサンチョルと出会う。サンチョルから自身の父親を思い出したウノは、自らマスクを用意するなど温かな配慮を見せ、感動的なシーンを生み出した。
第10話の後半、ソンヒとウノはセレクトショップで再会した。ソンヒは心配そうな眼差しでウノを見守り、高価なガラス工芸品を贈るなど細やかな気遣いを示した。一方、チ・ガンオ(ヤン・ヒョク扮)は、母の通帳を探す中で家族関係登録簿を確認し、ウノが養子であることに衝撃を受けた。
最後のシーンでウノがひき逃げ犯を阻止する姿を目の当たりにしたソンヒは、「情けないわ。私があんな子供を産んだなんて」とつぶやき、自身がウノの実母であることを示唆する決定的な台詞を発した。
KBS 2TV週末ドラマ『華麗なる日々』は、毎週土曜・日曜の夜8時に韓国でオンエアされる。
オンエア直後、視聴者の反応は非常に熱く、YouTubeやコミュニティでは「このシーンで息をのんだ」、「最後の1分、実に衝撃的だった…これで視聴率が上がったんだろう」、「最後のシーンの台詞一言で鳥肌が立った」、「事前の情報もなく見たのに衝撃的だった」、「演技・演出・タイミングすべてが完璧だった」との声が相次いだ。
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