タレントのパク・ナレの自宅から数千万ウォン(数百万円)相当の高価品を窃盗した容疑で起訴された窃盗犯が、一審で懲役2年の判決を受け控訴手続に入った.

15日、韓国法曹界によれば、チョン被告(37)は、一審判部であるソウル西部地方裁判所の刑事第1単独(パク・ジウォン部長裁判官)に、9日に控訴状を提出した。
彼は4月4日、ソウル龍山区(ヨンサンク)に所在するパク・ナレの住居に侵入し、数千万ウォン台の金品を窃盗し逃走した容疑を受けている。
チョン被告は、警察の調査過程で当該住宅がパク・ナレの自宅であるという事実すら把握していなかったと主張している。
捜査の結果、彼が窃盗した物品を闇市場に流通させた行為まで行ったことが明らかになった。また、3月末にも同じ龍山区内の別の住居に侵入し窃盗を行い逮捕された事実が確認された。
一審判部は、3日に窃盗および夜間住居侵入の容疑で起訴されたチョン被告に懲役2年の判決を下した。
裁判所は量刑理由について「被告が公訴事実自体をすべて認め、4月11日にソウル龍山警察署に自首した点、被害者に対して被害金品が返還された点を考慮した」と述べた。しかし、被告の同種の前科、被害物品の高価性、被害者が厳罰を求めた事情を鑑み、実刑を免れないと判断した。
一方、本件に関連してチョン被告から盗品を受け取った容疑(盗品等取得)で共に裁判に付された A被告とB被告には、それぞれ罰金200万ウォン(約20万円)、300万ウォン(約30万円)が言い渡された。両者は控訴していないため、該当判決は一審で既に確定した。
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