ウォルト・ディズニー・ピクチャーズの象徴的なSFブロックバスター『トロン』シリーズ第三章『トロン:アレス』が、今月8日に国内公開される。

今回の新作は、1982年公開の原作がもたらした画期的な視覚効果と、2010年作『トロン:レガシー』のスペクタクルを受け継ぐ。今回も『トロン』シリーズは、人工知能時代を貫くテーマを問い、圧倒的なビジュアルアクションを予告する。『マレフィセント2』および『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のヨアヒム・ローニング監督がメガホンを取り、ハリウッドスターのジャレッド・レトが主演することで、さらなる期待が高まっている。
『トロン:アレス』は、仮想世界で創造された高度知能AI兵器『アレス』が、危険な任務を帯び現実世界に派遣されることで引き起こされる制御不能の危機を描く。アレスは、超人的な力と無限再生能力を有するが、技術的限界により現実世界に留まれるのはわずか29分である。
その時、世界最高のプログラマーでありIT企業ENCOMの代表であるイヴ・キムが、この限界を克服する解決策を発見する。しかし、アレスが次第に制御を失い、自らの目的を追求し始めると、人類はデジタル存在が現実を脅かす危機に直面する。

映画は「二つの世界が衝突する」という強烈なコピーのもと、灰色の現実と赤い光で象徴されるデジタル世界との衝突を予告している。
主演のジャレッド・レトは、AI最終兵器『アレス』役を務め、新たなキャラクターと物語を展開する。また、韓国系俳優のグレタ・リーが、国内で『パスト ライブス』によって親しまれていることもあり、核心プログラマー役のイヴ・キムとして出演する。
さらに、『トロン』シリーズの象徴的キャラクターであるケヴィン・フリン役のジェフ・ブリッジスの復帰が確定しており、ファンの期待が一層高まっている。これに加え、エヴァン・ピーターズ、ジリアン・アンダーソンら実力派俳優陣も参加し、没入感を一層深める。サウンドトラックには、前作の Daft Punk に代わり、アカデミー作曲賞2回受賞のナイン・インチ・ネイルズが参加し、感覚的なサウンドを届ける。
ハリウッドの期待作『トロン:アレス』は、10月10日に公開予定である。
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