故パク・サンジョ氏の訃報が遅れて伝えられた。

16日、イーデイリーなどによると、俳優パク・サンジョ氏は4日前に逝去されたという。享年79歳。
故人は昨年末に末期肺がんと診断され、抗癌治療を受けていたが、8日前に病状が悪化。その後、救急室に入院し治療を受けたものの、残念ながらこの世を去った。

故人は1969年、MBC公募タレント1期生として選ばれ、俳優の道を歩んできた。彼はドラマ『捜査班長(1971~1989年)』、『田園日記(1980~2002年)』、『龍の涙(1996年)』、『太祖王建(2000~2002年)』など、時代劇から現代劇に至るまで幅広い役柄で深い印象を残し、多くの支持を得た。
1988年にはMBCタレント室の会長を務め、2012年には「韓国社会を照らした人々」 大韓民国忠孝大賞の放送演技部門の功労が認められ、「2012放送演技発展功労大賞」を受賞。
これまで韓国ドラマの発展に献身し、大衆文化の一翼を担った彼の足跡は、後進の俳優たちにとって模範となる。
故人の埋葬地はソウル市立昇華院に設けられた。
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