公開直前から予約率第1位を記録し、公開後も興行中の映画がある。

14日、韓国映画振興委員会の映画館入場券統合電算網集計によると『劇場版総集編「呪術廻戦 懐玉・玉折」』(以下『呪術廻戦 懐玉・玉折』)が公開予定作品の中で予約率第1位に上昇した。
14日朝9時の時点で『呪術廻戦 懐玉・玉折』はリアルタイム予約率11.7%を記録し、13日に続いて公開予定作品予約率第1位となった。3日連続で韓国映画興行ランキングの第1位を保持している『劇場版「チェンソーマン レゼ篇」』(23.4%)に次ぎ、全体予約率第2位を記録している。その下位には200万人の観客を突破した『仕方ない』と『ボス』が続く。
『呪術廻戦 懐玉・玉折』は今年、日本のアニメーション人気の上昇を牽引するとみられている。今年、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』(540万)が劇場を席巻し、アニメーションの実力を証明した。さらに、『劇場版「チェンソーマン レゼ篇」』(187万)も大ヒット中である。

『呪術廻戦 懐玉・玉折』は現在、日本の漫画界を代表する作品のひとつである。原作漫画は国内で累計発行部数1億部を突破し、極少数の作品のみが所属する「1億冊クラブ」に堂々と名を連ねた。データ会社パロットアナリティクスによると、2023年にはアニメシリーズ『呪術廻戦』が全世界で最も需要の高いTVアニメーション第1位として、ギネス世界記録に認定されたこともある。
ジャンルはファンタジー・オカルトで、普通の学生が呪術師となり世界を救う物語を描いた少年漫画である。主人公・虎杖悠仁は、偶然「呪霊」という幽霊のような存在と出会う。この過程で、友人を救うために呪霊の王「両面宿儺」の指を飲み込み、その結果、宿儺の力の一部を得る。
その後、虎杖は呪霊を捕らえる「呪術師」集団に加入し、「弱い者を助けろ」という祖父の遺言を果たすため、呪霊たちと対峙する。
『呪術廻戦 懐玉・玉折』は、人気キャラクターである五条悟と夏油傑の過去を描いたTVA総集編である。日韓両国でシンドローム級の人気を誇る五条悟がどのように「最強」となり、かつ親友であった夏油と敵対することになったのかを描いている。
このように、堅実な原作とグローバルな人気に支えられた『呪術廻戦 懐玉・玉折』は16日に韓国で公開され、劇場で鑑賞可能である。
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