tvNが6日、「テプン商事」の後続として放送する新しい土日ドラマ「プロボノ」のメイン予告編を公開した。
「テプン商事」は最近の第14回で平均視聴率9.5%、最高視聴率10.3%(ニールセンコリア基準)を記録するほどのヒット作だ。

俳優チョン・ギョンホが主演を務める「プロボノ」は、出世が全ての俗物判事が一夜にして公益弁護士となり繰り広げられる騒動を描いた人間味溢れる法廷ドラマだ。
タイトル「プロボノ(Pro Bono)」は「公益のために(pro bono publico)」に由来し、社会的弱者のために無償で法律サービスを提供する弁護活動を意味する。これは作品のタイトルであり、同時にテーマを凝縮した重要なキーワードだ。
メイン予告編は最高裁判所の法廷に立つカン・ダウィ(チョン・ギョンホ)の姿から始まる。カン・ダウィは訪問者から写真を求められるセレブ判事であり、国民判事と呼ばれ、満足感の高い日常を送っている。

だが、最高裁判事昇進を目前にしたカン・ダウィの生活に亀裂が入る。車のトランクでリンゴの箱と札束を発見し、何かが間違っていると直感して絶叫する。
その後、彼は法律事務所の代表オ・ジョンイン(イ・ユヨン)の案内で公益訴訟チームのリーダーとなる。オ・ジョンインは一流法律事務所オーアンドパートナーズの新任代表で、法曹界の帝王の娘であり、明るい笑顔の裏に強烈な野望を隠した人物だ。
突然の転換に戸惑うカン・ダウィとは対照的に、チームメンバーは明るく歓迎する。パク・キプム(ソ・ジュヨン)、チャン・ヨンシル(ユン・ナム)、ユ・ナンヒ(ソ・ヘウォン)、ファン・ジュヌ(カン・ヒョンソク)がそのメンバーだ。
カン・ダウィはすぐに本格的な活動を始める。様々な依頼人に出会い、農村と都市を休むことなく行き来し、多くの現場を直接駆け回る忙しい日々を送る。法廷の上の判事が人々の物語に飛び込む姿は、愉快でありながらも温かい物語を予感させる。
予告映像の最後に飛び出した「カン・ダウィ弁護士だ。覚悟しろ」という強烈な宣言が期待感を高める。
演出は「雲が描いた月明かり」「梨泰院クラス」「アンナラスマナラ-魔法の旋律-」のキム・ソンユン監督が担当した。脚本には「悪魔判事」「ハンムラビ法廷 〜初恋はツンデレ判事!〜」で法廷劇の連続ヒットを記録したムン・ユソク作家が参加した。
キム・ソンユン監督はドラマについて「本当に勇気ある法廷物」とし、「障害者、妊娠中絶、宗教団体、難民、親族の財産被害など、判決だけでは語りきれないこの時代の論争を扱う」と語った。
そして制作過程で「キャスティングに特に力を入れた」とし、「公益事件を扱うエピソード物なので、障害者、外国人労働者など様々な人物が依頼人として登場する必要があった。馴染みがないが新鮮な人物たちが必要で、キャスティング過程に心血を注いだ」と述べた。
チョン・ギョンホとソ・ジュヨンのキャラクターのシンクロ率については自信を見せた。チョン・ギョンホについて「テスト撮影から二人の俳優は本キャラだと思えるほど完璧に準備していた」とし、「俗物判事だが時にはコミカルで分析的な面を持つカン・ダウィをチョン・ギョンホが驚くほどよく消化した」と説明した。
ソ・ジュヨンについても「実際のパク・キプムをそのまま移したようにキャラクターの真実性と温かさを完璧に表現した」と評価した。パク・キプムは法律オタクで些細な事件にも情熱を燃やす人物だ。
チョン・ギョンホは今年映画「ボス」公開とドラマ「労務士のノ・ムジン」に続き「プロボノ」までこなす。彼は「以前演劇『エンジェルス・イン・アメリカ』をやった時、1部のセリフだけで5時間ほどだったが、『プロボノ』はその量を超える」と言い、高難度の撮影だったことを説明した。
「プロボノ」は6日午後9時10分にtvNで初放送される。
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