裁判所はADORの主張を認めた。

ソウル中央地裁・民事合議62部(裁判長イ・ヒョンソク)は13日、ADORが映像制作会社Dolphiners Filmsおよび同社代表取締役であるシン・ウソク監督を相手取って起こした損害賠償請求訴訟で「Dolphiners FilmsはADORに10億ウォン(約1,593億3,309万639円)を支払え」とする原告一部勝訴の判決を言い渡した。
裁判部はこの日「DolphinersFilmsはADORに対し10億ウォンおよび2024年12月14日から完済日まで年12%の割合で算定した金額を支払う義務がある」と命じた。あわせて「訴訟費用のうち、原告と被告シン・ウソクとの間で生じた部分は原告が負担し原告と被告である株式会社DolphinersFilmsとの間で生じた部分については11分の1を原告が、残りを被告DolphinersFilmsがそれぞれ負担する」とした。一方、名誉毀損を理由にシン監督個人を相手取って提起された損害賠償請求については棄却された。
今回の訴訟はADORの外注映像制作会社だったDolphinersFilmsが2024年8月に自社が制作したNewJeansの楽曲「ETA」のミュージックビデオのディレクターズカット(監督版)映像をDolphinersFilmsが運営する自社ユーチューブチャンネルに別途掲載したことをきっかけに浮上した。
当時、ADORは当該映像の著作権がADORに帰属しており、契約書に明記された事前同意手続きを経ていないとして、DolphinersFilms側に映像の削除を要求した。これを受けてDolphinersFilms側は該当映像を削除するとともに、自ら運営していた別の非公式ファンダムチャンネル「バン・ヒスチャンネル」に掲載されていたNewJeans関連映像も一括して削除した。ADORはこれに対し「シン監督が事前協議なく無断で映像を公開した行為は違法だ」として昨年9月に訴訟を提起した。
これに関連し、ミン・ヒジン前ADOR代表は昨年11月の弁論期日に証人として出廷し「ミュージックビデオの監督が自身のSNSに映像を掲載することは業界では慣行的に容認されている」とし、ミュージックビデオ監督版公開について口頭で協議があったと証言した。しかし裁判所は口頭合意ではなく書面による契約内容を重視すべきだと判断し、ADOR側の主張を認めた。

一方、NewJeansのメンバーの中で唯一グループから除外されたダニエルは12日、自身の個人インスタグラムを通じてファンと初めて直接コミュニケーションを取った。ダニエルはこれまでADORとの専属契約を巡る紛争を続けており、昨年末に専属契約有効確認訴訟で敗訴した後、グループ活動への復帰意思を示していた。しかしADORは先月、ダニエルに対し専属契約の解除を通告し「ダニエルをNewJeansのメンバーおよびADOR所属アーティストとして共に活動することは困難だと判断した」と明らかにした。
この日、ダニエルは約9分間続いたライブ配信で「私はメンバーたちと一緒にいるため、最後まで闘った」と語り「心の片隅にはいつもNewJeansがある。これは終わりではなく始まりだ」と述べた。
さらに「今は多くの状況が整理されている最中だ」とし「時期が来たら訴訟や皆さんが気になっていることについて状況をアップデートする」と言葉を慎んだ。配信の途中、ダニエルは応援してくれるファンに言及し涙ぐむ場面もあり「Bunnies(ファン)を思い浮かべると、最初に浮かぶのは眼差しだ。ステージで向き合った瞬間や音楽が始まる前の静けさのような記憶が、今の私を静かに支えてくれている」とファンへの感謝を伝えた。
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