ノルウェーとスイスが、冬の魅力的な旅行先として注目を集めている。特に、これらの地域はオーロラ観測と雪景色を同時に楽しめるため、旅行者が特別な体験をすることができるのだ。
▣スイス:荘厳な雪景色を見ることのできるロマンチックな国
スイスは、冬の大自然の美しさを満喫することのできる代表的な旅行先である。マッターホルン、ユングフラウ、アイガーなど、一面雪に覆われた荘厳な冬山の景色を誇り、クリスマスマーケットや新年のお祭りなど、旅行者を魅了するような多彩な文化イベントが開催されるからである。
韓国のインターパークツアーにて提供している「スイス7泊9日パッケージ」は、チューリッヒ、ルツェルン、インターラーケン、ツェルマットなど、スイスの主要都市と小都市を巡り、冬の魅力を楽しむことのできるスケジュールで計画されたプランだ。ワイン産地として有名なユネスコ世界文化遺産「ラヴォー」でのウォーキングツアーやワイン試飲、ルツェルン湖を眺めながらのクルーズディナーは、旅行者に忘れられない思い出を作ってくれるだろう。特に、ゴルナーグラート鉄道での山岳体験は、マッターホルンの絶景を間近で楽しめる旅のハイライトといえる。
▣ ノルウェー:オーロラという北極の神秘
ディズニーアニメ映画「アナと雪の女王」の舞台となったノルウェーは、オーロラ観測地として世界的に有名な国である。特に、北緯70度に位置するトロムソは、オーロラを見れる確率が高い地域として知られている。トロムソは同緯度の他の都市よりも気温が高く、比較的暖かい環境でオーロラ観測ができることから、旅行者に大人気なのだという。
オーロラは、太陽から放出されたプラズマが地球の大気と相互作用することで発生する現象である。オーロラ鑑賞の条件としては、太陽の黒点活動が活発であり、天気は雲のない晴天で、オーロラベルトにいることが重要だという。
特に、今年は20年ぶりの強力な太陽嵐の影響により、ノルウェー全土でオーロラが観測された。昨年9月には北部トロムソだけでなく、南部のオスロやアーレンダールでもオーロラを見ることができたとされている。KP指数(オーロラ予報指数)が5~6に達し、地域によって緑、ピンク、紫など様々な色のオーロラが夜空を彩ったという。
KP指数0は活動が低いことを示し、KP指数9は太陽嵐が強力であることを意味する。つまり、数値が高いほどオーロラを見れる確率が高くなるのである。
インターパークツアーの「ノルウェー5泊8日パッケージ」では、オーロラハンティング、北極行きオーロラ列車の乗車、トロムソのフィエルハイセンロープウェイ体験など多彩なプログラムを提供しているという。さらに、北極圏博物館にて発行される北極圏証明書や妖精の楽園と呼ばれる「レイネ村」、ノルウェーを代表する木造教会など、観光名所を巡るプランも含まれている。
インターパークトリプルのツアーパッケージグループ長であるイム・スンチャンさんは「スイスの雪景色とノルウェーのオーロラは、単なる観光でなく、それ以上の感動を与えてくれる」とし「今年の冬は、特別な思い出を作ることのできる絶好のチャンスである」と語った。
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