年末に家族や友人、恋人と素敵な時間を過ごす際、ワインは良い選択肢となるだろう。最近、専門家の意見によると、ワインを飲む時間帯によってアルコールの代謝効率が変わるという。その詳細を見ていこう。
15日(現地時間)、英紙「The Mirror」によると、ワインを飲むタイミングは非常に重要だ。
私たちの体は、24時間周期のサーカディアンリズム(体内リズム)に従って機能しており、睡眠や消化、代謝などを調整している。これに応じて基礎代謝率(エネルギー消費率)も変動するため、特定の時間帯が食べ物や飲み物を効率的に処理するのに適しているとされる。
特にアルコールは、タンパク質や炭水化物とは異なる代謝過程を経るため、飲むタイミングがカロリー燃焼に影響を与える可能性がある。
専門家は、ワインを飲む最適な時間帯として午後4時から7時を推奨している。この時間帯は基礎代謝が活発になり、アルコールを効率よく処理できるため、脂肪として蓄積されにくいとされる。
一方、夕食後や就寝直前にワインを飲むのは避けるべきだ。アルコールが深い睡眠を妨害し、脂肪燃焼を妨げる可能性があるからだ。特にアルコールは、深い睡眠段階であるREM睡眠を阻害することが分かっており、REM睡眠が不足するとコルチゾール(ストレスホルモン)の値が上昇し、腹部脂肪の蓄積を促進する可能性が高まる。
栄養専門家は「バランスと適量が重要だ」と強調する。ワインを飲む際は、低脂肪のタンパク質や良質な脂肪が豊富な食事と一緒に楽しむことで、血糖値を安定させることができるという。
専門家は「ワインを飲む時間を体の自然なリズムに合わせるというシンプルな習慣の変化だけで、目に見える違いが出る」と述べ、「ワインの楽しみを諦めることなく、健康やフィットネス目標を維持する方法になるだろう」と伝えた。
コメント0