ミュージカル俳優ナム・ギョンジュが性的暴力疑いで検察に送致された中、彼のSNSアカウントが閉鎖された。

11日、韓国警察によるとソウル方背(パンベ)警察署は2月、ナム・ギョンジュ(63)を威力による強姦の疑いでソウル中央地方検察庁に不拘束で送致した。
ナム・ギョンジュは昨年、ソウルで被害者A氏を性的暴力した疑いを受けている。A氏は当時、犯行現場から逃げ出し警察に通報したとされている。
ナム・ギョンジュは警察の調査で犯行を強く否定したと伝えられているが、警察は捜査結果、疑いが認められると判断した。
ナム・ギョンジュはディスパッチに「現在捜査が進行中の事案は事実である」としながらも、具体的な疑いについては言葉を控えたと伝えられている。12日現在、彼のSNSは閉鎖された状態だ。特に通知はなかった。
今回の疑いで弘益(ホンイク)大学校は懲戒委員会を開き、教授として在職中のナム・ギョンジュを職位解任した。
弘益大学校は12日、この大学の公演芸術学部・ミュージカル専攻の准教授であるナム・ギョンジュについて「懲戒委員会が開かれ、開講直前に職位解任された」とし、「ナム氏の授業は他の教授が進行中だ」と明らかにした。
このような状況でナム・ギョンジュの過去の飲酒運転や無免許運転の前科も再び取り上げられている。
ナム・ギョンジュは2002年12月、飲酒運転の取り締まりに引っかかり、罰点超過で免許が取り消された。その後、2003年に無免許運転で再び摘発され、2004年4月には無免許状態で母親所有の乗用車を運転した疑いで不拘束で逮捕された。当時、彼は「急用があったのでやむを得ず運転した」と述べたとされている。

今回の事件で、ナム・ギョンジュが過去「三清(サムチョン)教育隊(韓国の第五共和国時代に設立された矯正機関)」に引きずられた逸話まで再注目されている。
この日、オンライン上でナム・ギョンジュが高校時代に三清教育隊に行くことになった経緯を明らかにした2009年4月KBS 2TV『パク・チュンフンショー 大韓民国日曜日の夜』の放送内容が共有された。
彼はこの放送で「学校で指導が難しい生徒を送る制度があった」とし、「高学年が低学年を殴るのを止めようとして交番に行くことになり、結局三清教育隊に引きずられた」と明らかにした。
続けて「かなり長い間いたが、軍隊式の厳しい訓練を毎日受けるほど過酷だった」とし、「その時代にはとんでもないことが多く起こる時代で、そんな時代に生まれたせいかもしれない」と振り返った。そして「結果的に三清教育隊に行ったことは僕にとってはプラスに作用したが、行くべき理由があったのか(分からない)」と打ち明けた。
また2010年には彼の実兄でありミュージカル俳優のナム・ギョンウプも弟が三清教育隊に行った事実に言及した。彼は当時の演劇『レインマン』の制作発表会で「弟は問題児だった。高校3年生の身分で三清教育隊まで行ったほどだ。ギョンジュと同じ高校に通っていた上、宗教部長までやっていた僕は弟のせいで毎日叱られた」とし、ナム・ギョンジュが普通ではない学生時代を送ったと暴露した。
一方、ナム・ギョンジュは1984年にミュージカル『ポーギーとベス』でデビューした韓国の1世代ミュージカル俳優で、ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』、『レ・ミゼラブル』、『グリース』、『ブロードウェイ42番街』など様々な作品に出演したことがある。
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