動画配信サービスNetflixで配信されていた映画『カメラを止めるな!』は、7月5日で配信を終了した。

『カメラを止めるな!』は、観客の口コミをきっかけに上映館を広げ、異例のヒットを記録した作品だ。2017年11月に6日間限定の先行上映が行われ、レイトショーにも関わらず連日チケットが完売した。その後、2018年6月に東京都内2館で劇場公開されると評判が広がり、全国規模へと上映館を拡大した。
上田慎一郎が監督、脚本、編集を手がけた同作は、ENBUゼミナールのシネマプロジェクト第7弾として企画された。プロデューサーは市橋浩治、撮影は曽根剛が担当した。
同作は、オーディションで選ばれた当時まだ広く知られていなかった俳優たちとともに作られた。主人公の日暮隆之役を濱津隆之が演じ、秋山ゆずきは松本逢花役、長屋和彰は神谷和明役を務めた。しゅはまはるみは日暮晴美役、真魚は日暮真央役で出演した。
当初、制作側が想定していた目標は、3週間の上映で観客5,000人を動員する程度だった。しかし、2017年11月の限定先行上映では、レイトショーの時間帯にも関わらず、連日午前中にチケットが完売した。最終日には映画館のオープンから5分で当日券の販売が打ち切られるほどの反響があり、上映終了後には本格的な劇場公開を求める声が相次いだ。
2018年6月に都内2館で劇場公開されると、観客の口コミで人気が広がった。公開から約2か月で上映館は全国250館以上に拡大し、同年8月31日には日本国内の観客動員数が100万人を突破した。

上映時間95分のうち、前半37分はカメラ1台で撮影したワンシーン・ワンカットのゾンビサバイバルとして構成されている。独特の構成と緻密な脚本は日本だけでなく海外でも高く評価され、各国の映画祭でも反響を呼んだ。
海外の映画評価サイトでも高い評価を得ている。米映画批評サイトRotten Tomatoesでは批評家スコアで100%を記録し、観客スコアも87%となっている。世界最大級の映画データベースIMDbでは、10点満点中7.6点の評価を得ている。
韓国の映画評論家からも好評を得た。映画評価プラットフォームWATCHAでは、イ・ドンジン評論家が5点満点中4点を付けた。パク・ピョンシク評論家も「温かくも切ないとは」という短評を残し、5点満点中3点を付けた。
世界の批評家と観客の双方を引きつけた『カメラを止めるな!』のNetflixでの配信は、7月5日で終了した。
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