最も魅力的な世界の観光都市ランキング100で、フランスが4年連続1位に選ばれた。
5日、CNNなどは、イギリスの市場調査機関であるユーロモニター・インターナショナルが4日(現地時間)に発表した「2024年世界の観光都市ランキング100」の報告書内容について報じた。
「世界の観光都市ランキング100」は、主要都市を対象に観光、持続可能性、経済動向、健康、安全などの項目を総合して毎年発表されている報告書である。
トップ10には、2位のマドリードに続き、東京、ローマ、ミラノ、ニューヨーク、アムステルダム、シドニー、シンガポール、バルセロナが名を連ねた。
韓国のソウルは、12位にランクインしたという。昨年の調査で10位だったロンドンは、観光インフラ項目では2位を獲得したものの、観光政策、持続可能性、健康、安全の項目で10位圏内にランクインできず、総合順位は13位となった。
一方、外国人観光客が最も多く訪れた都市は、タイのバンコクであった。昨年1位だったトルコのイスタンブール(2,300万人)を約1,000万人上回る3,240万人という記録を達成し、首位に立ったのである。
ヨーロッパは、6つの都市がトップ10に入り込み、最多となった。
アメリカではニューヨークが唯一トップ10入りを果たし、ロサンゼルスは18位であった。
当ランキングは世界の主要都市の観光、持続可能性、経済実績、健康、安全などを基準に評価されている。
ユーロモニター・インターナショナルは、パリについて優れた観光政策とインフラを備えていると評価し、今年すでに7,000万人の観光客が訪れたと紹介した。
また、東京については、今年に入って円安の影響もあり、すでに約1,300万人の訪問客を迎えたとし、新型コロナウイルス感染症が流行する前の水準を上回るものであると説明した。
一方、外国人観光客が最も多く訪れた都市では、昨年1位だったトルコのイスタンブールを追い越し、タイのバンコクが3,240万人を記録して首位を獲得した。
昨年トップだったイスタンブールは2,300万人として、2位にランクインした。
3位にはロンドン(2,170万人)が入り、香港(2,050万人)、メッカ(1,930万人)、アンタルヤ(1,930万人)、ドバイ(1,820万人)、マカオ(1,800万人)、パリ(1,740万人)、クアラルンプール(1,650万人)という順で後に続いた。
また、ユーロモニター・インターナショナルは、今年の世界の国際線航空旅客数が旅行需要の増加に伴い、19%増加したと報告した。
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