5年ぶりに帰ってきたNetflixオリジナルのアクション大作『オールド・ガード2』が、公開翌日に全世界のNetflix映画部門で首位に立ち、爆発的な人気を示している。

シャーリーズ・セロンが主演を務めるこの映画はR18+にもかかわらず、世界中の視聴者の熱い関心を集めている。
7月2日の世界同時公開からわずか1日後の3日、「オールド・ガード2」はNetflixグローバル映画チャート1位を獲得した。約2週間トップを守っていた『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は2位に後退。視聴データを集計するFlixPatrolによれば、本作は初日から圧倒的な視聴時間で、前作の勢いをそのまま引き継いだという。
同作でシャーリーズ・セロンは不死の戦士アンディ役で続投。新たにユマ・サーマンが最初の不死者ディスコード役で加わり、二人の対決が描かれる。キキ・レイン、マティアス・スーナールツ、マーワン・ケンザリ、ルカ・マリネッリ、キウェテル・イジョフォーも続投し、監督はヴィクトリア・マホーニーが務めた。

韓国でも反響は大きい。続編公開を機に、前作『オールド・ガード』(2020年)がNetflix Korea「今日の韓国トップ10映画」で3位に再浮上した。
『オールド・ガード』は公開後4週間で7800万世帯が視聴し、当時のNetflixで屈指のヒット作となった。不死の傭兵が人類のために暗躍する設定に、人間性と倫理的葛藤を重ねたストーリーが長く再評価されている。ロッテントマトのフレッシュ度は80%と高水準だ。
一方、続編への評価は割れている。「物語が複雑になったわりに感情移入しにくい」「アクションやキャラクターの活用が弱い」「シリーズ拡大に偏重している」といった指摘もある。
それでもセロンとサーマンの対決、広がった世界観、新キャラクターなどは好評を受け、サーマンのヴィラン演技とスケールアップしたアクションは特に高く評価されている。

製作費は非公表だが、前作が約7000万ドル(約101億6,186万円)だったことから、続編も7000万〜1億ドル(約101億6,186万〜約145億1,694万円)規模とみられる。世界各地でのロケ、大規模アクション、スター俳優の起用など、巨額投資が行われた模様だ。
細部視聴データはまだ集計中だが、前作の再ヒットと合わせて世界的な話題性は十分で、関連業界ではシリーズ第3作の製作も噂されている。
ストーリーは、力を失ったアンディが使命を思い出し、新たな時代に適応しようとする中で、正体不明の脅威に直面し、永生の謎を握る友人トゥアを頼るという物語だ。
R18+というハードルをものともせず、世界中で熱い反応を得ている『オールド・ガード2』が、この勢いをどこまで伸ばせるか注目を集めている。

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