トッテナムのエース、ソン・フンミンがUEFAヨーロッパリーグ(UEL)決勝戦に向けて用意していたユニフォームが、高額で落札されたことが話題となっている。

今月12日、ファンサイト「The Spurs Web」はユニフォーム専門オークションのサイト「MatchWornShirt」でソン・フンミンのホームキットが4万8,907ユーロ(約81万8,028円)で落札されたと伝えた。落札されたのはソン・フンミンの直筆サインが入った白いユニフォームだった。
The Spurs Webによれば、MatchWornShirt側は「試合用に準備されていたが、実際には着用されなかった」と説明している。
このユニフォームは、破損などに備えた予備用と見られている。落札者は韓国人で、同サイト史上3番目の高値だとされる。
落札は今月7日に確定した。入札は優勝当日である先月22日(日本時間)から53回行われた。
リオネル・メッシ(インテル・マイアミCF)のユニフォームは過去、4万9,400ポンド(約965万9,483円)と4万4,500ポンド(約870万1,356円)で取引されたことがある。
ソン・フンミンは先月22日スペイン・ビルバオで行われたマンチェスター・ユナイテッドFCとのUEFAヨーロッパリーグ 2024-25の決勝に途中出場し、トッテナム・ホットスパーの1対0勝利に貢献した。同クラブは17年ぶりに優勝カップを手にした。

デビュー15年目で念願の優勝を手にしたソン・フンミンのトッテナム・ホットスパーとの契約は来年6月で満了する。サウジアラビアへの移籍の噂も浮上している。
これに対し彼は今月10日、ソウルワールドカップ競技場で行われたクウェートとの2026 FIFAワールドカップのアジア最終予選後、ミックスゾーンで「契約が1年残っている。ここで話すより、今は静観するのが正しい」と語った。
さらに「どこにいても常に最善を尽くしてきた。その姿勢は今後も変わらない」とと強調した。
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