16日、「X(旧ツイッター)」に韓国の京畿道東豆川市にある私立高校の男子学生たちが授業中にタブレットPCで違法な性搾取物を視聴し、その映像を個人SNSにアップロードしたという内容の告発が投稿された。
投稿によると、学生たちは当時教室でアダルトサイトに接続し、違法撮影物を隠れて視聴していた様子を撮影し、その動画をインスタグラムに共有した。
学生たちがアクセスしたアダルトサイトは、過去n番部屋で拡散された性搾取物を含め、各種ディープフェイク映像など悪質な違法撮影物が多数掲載されているサイトだと伝えられた。
この告発を行ったネットユーザーは「本文に書かれたOOOはOOOの略称であり、決して一般的なアダルト動画ではない。女性の人生を地獄に陥れる違法な性搾取物が堂々と掲載されており、n番部屋の映像も未だに(サイト内に)出回っている」と主張した。
違法撮影物は視聴するだけでも処罰される。性暴力処罰法第14条では、カメラなどの機器で対象者の意思に反して撮影されたものを 所持・購入・保存または視聴した者 は 3年以下の懲役または3000万ウォン以下の罰金 に処される。ディープフェイク性搾取物や児童・青少年を対象とした違法物も同様だ。
問題の映像が「X」を通じて拡散され議論が激しくなると、個人インスタグラムにこの映像を投稿した学生は動画を削除し、アカウントを閉鎖したと伝えられた。
その後、国民申聞鼓には「違法撮影物を視聴した学生たちを処罰してほしい」という内容の苦情が寄せられた。
苦情の内容には「このウェブサイトを利用することは違法撮影物を消費する行為だ。学校内でこうしたサイトを堂々と視聴する行為について、教育庁と学校は今回の事件を厳格に取り扱い、違法撮影物の深刻さを明確に教育し、再発防止のための責任ある調査を行うべきだ」と書かれていた。
さらに「これは一部の男子学生の逸脱行為ではなく、明確に女子学生たちの学習権と人権を侵害する深刻な犯罪行為だ。厳格な懲戒措置と法的対応を進め、再発防止のための見せしめを示すべきだ」と強調した。
「この事件によって大きな不安と不快感を感じた被害学生たちには心理カウンセリングと加害者分離措置を即時実施してほしい」と付け加えた。
この件に関し、学校側は問題が広がった後、公式インスタグラムアカウントを通じて次のような立場を発表した。
「現在、学生個人の逸脱行為が原因で物議を醸し、申し訳ありません。週末にも関わらず、生活指導担当の先生方が状況を把握しています。我がOO高校はこのような逸脱行為を絶対に放置しません。しかし、学生の人権に配慮し、個人の私的行為まで綿密に監視・取り締まるには困難があります。今回の件でご心配をおかけし、深くお詫び申し上げます。無分別な誤解や歪曲を防ぐため、事実確認が完了するまで公式インスタアカウントのコメント機能を一時停止いたします。我がOO高校は今回の件を決して軽く考えず、事実関係が確認され次第、校則に基づき厳重に指導措置を取る予定です」
一方で、「最初に投稿されたアカウント(現在は削除済み)に実名が記載され、他の学生が誤解され精神的な被害を訴えている。現在までの調査では、投稿者として指摘された学生たちは今回の事件とは無関係であることが確認された」と説明した。
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